GitHub Copilot
概要
GitHub Copilot は GitHub 純正の AI コーディングアシスタント。単なるコード補完を超えて Agent Mode、Coding Agent、Spark、Agentic Code Review などエージェント機能を多数搭載しています。Agent Mode は VS Code と JetBrains の両方で一般提供されています。
主な特徴
Agent Mode
自律的なコーディングエージェント。VS Code と JetBrains の両方で一般提供。実行計画 → ファイル編集 → テストまで自律的に実行します。
Agentic Code Review
コードレビューがプロジェクトの全コンテキストを収集してから変更を提案。提案を Coding Agent に直接渡して fix PR を自動生成できます。
GitHub Spark
Pro+ 以上と Enterprise 向け。自然言語でアプリを説明すると、コードとライブプレビューを生成します。
Semantic Code Search
キーワード一致ではなく、意味的に関連するコードを検索。「ログインバグ」と書けば、"login" という語が含まれなくても認証ミドルウェアやセッション処理を発見できます。
モデル選択
モデルピッカーから Anthropic の Claude Opus 5 / Claude Sonnet 5、OpenAI の GPT-5.6 系を選択できます。Claude Opus 5 は Pro+ / Max / Business / Enterprise で利用でき、Business・Enterprise では管理者が Copilot 設定でポリシーを有効化する必要があります。
カスタムエンドポイント
自社の推論基盤やセルフホストしたモデルのエンドポイントを指定し、Copilot の UI をフロントエンドとして使えます。
プラン・料金
2026年6月1日に、プレミアムリクエスト数の制限から、トークン消費に連動する「GitHub AI Credits」の従量課金へ移行しました。各プランには月あたりのクレジットが同梱され、超過分は追加購入できます。
| プラン | 月額 | 同梱 AI Credits | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 限定 | 月2,000補完・50チャット |
| Pro | $10 | $15 分 | コード補完無制限 |
| Pro+ | $39 | $70 分 | Spark、上位モデル |
| Max | $100 | $200 分 | 最大枠 |
| Business | $19/ユーザー | $19 分 | 組織プール、チーム管理 |
| Enterprise | $39/ユーザー | 組織プール | SSO、監査ログ |
コード補完とインライン提案は有料プランでは無制限で、クレジットを一切消費しません。クレジットを消費するのはチャット、Agent Mode、コードレビュー、Copilot cloud agent、Copilot CLI、Copilot Apps です。
2026年8月28日、GitHubはBusiness/Enterpriseのシート課金を前払い制に変更すると発表。2026年10月1日以降の請求サイクルからは付与した全シート分を事前一括請求し、シートを外しても日割り返金はされない。価格自体の変更はない。
代表的な活用例
- コードの自動補完(IDE インライン)
- Agent Mode で自律実装
- Agentic Code Review で PR 自動レビュー
- Spark で自然言語からアプリ生成
- Semantic Code Search でコードベース理解
強み
- ✅ VS Code、JetBrains、Xcode など幅広い IDE 対応
- ✅ Agent Mode が JetBrains でも一般提供
- ✅ Agentic Code Review で自動 PR 修正
- ✅ GitHub エコシステムとシームレス統合
- ✅ Claude Opus 5 / Sonnet 5、GPT-5.6 系を選択可能
- ✅ 有料プランはコード補完が無制限・クレジット消費なし
- ✅ 個人 無料プランあり
弱み
- ❌ トークン従量課金のため、エージェントを多用すると月額が読みにくい
- ❌ Spark は Pro+($39/月)以上のみ
- ❌ Cursor や Claude Code と比べると自律性ではやや見劣り
- ❌ 2026年10月からBusiness/Enterpriseのシート課金が前払い制になり、外したシート分の日割り返金もない
公式情報
使いこなし Tips
SNS・コミュニティで共有されている実践的な使い方
- GitHub Copilot CLI v1.0.30 の /statusline コマンド(エイリアス /footer)でステータスバーにブランチやコンテキスト残量を表示できる(出典: https://x.com/GHCopilotCLILog/status/2044857134660157573)
- GitHub Copilot CLI v1.0.61 で追加された `/worktree`(エイリアス `/move`)を使うと、新しい git worktree の作成と切り替えを1コマンドで済ませられる(出典: https://x.com/GHCopilotLog/status/2064471405547180242)
- GitHub Copilot CLI は alt+V(Mac は cmd+V)でスクリーンショットや画像をそのまま貼り付けてプロンプトに使える(出典: https://x.com/martinwoodward/status/2017230003004428509)
- GitHub Copilot CLI は `/remote` を実行すると、そのセッションを別のデバイスからワンクリックで続けられる(出典: https://x.com/github/status/2043716595915092405)
- GitHub Copilot CLI の `copilot mcp` コマンドで、MCP サーバーの追加・管理をターミナルから直接行える(出典: https://x.com/GHCopilotCLILog/status/2041633384707862728)
- GitHub Copilot CLI は Shift+Tab で Plan Mode に切り替えられる。実装を始めさせる前に、要件を整理した計画をまず提示してもらえる(出典: https://github.blog/changelog/2026-01-21-github-copilot-cli-plan-before-you-build-steer-as-you-go/)
- GitHub Copilot CLI の新ターミナルUIでは Tab キーで Session/Gists/(リポジトリ内なら) Issues・Pull requests の各タブを切り替えられる(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-23-copilot-cli-new-terminal-interface-is-generally-available/)
- GitHub Copilot CLI は `copilot -p "バグを直して"` のように -p フラグで一発実行できる。対話セッションを開かないためスクリプトからの自動呼び出しに向く(出典: https://x.com/pvergadia/status/2036867637058343306)