Glean
概要
Glean はエンタープライズ向け AI 検索・アシスタントプラットフォーム。社内のあらゆるツールを横断した統合検索を提供し、従業員が必要な情報を瞬時に見つけられるようにします。Glean Assistant(社内知識に基づく回答・要約)と Glean Agents(業務の自動実行)を搭載し、情報検索から業務自動化まで拡張しています。
主な特徴
エンタープライズ横断検索
公式のコネクタ数は275以上に拡大し、加えてMCPサーバー・Indexing SDKによる独自コネクタ・OpenAPIベースのアクションでも接続できます。主な接続先:
- Google Drive、Microsoft 365
- Confluence、Notion
- Slack、Teams
- Jira、Linear、Asana
- Zendesk、Salesforce、HubSpot
- GitHub、GitLab、Azure DevOps
- Dropbox、Box
- その他多数
すべての社内知識を統一された検索 UI で発見できます。
Glean Assistant
ドキュメントの要約、質問応答などのタスクを実行する AI アシスタント。社内の情報を踏まえた回答を提供します。
Glean Agents
Glean Agentsは社内コンテキストからゴールを解釈し、複数ステップの作業を計画してSalesforceやJira、GitHubなどのシステムを横断して実行し、実施内容を説明します。
Agent Builder / Glean Apps / Actions
ノーコードのAgent Builderで手順を組むか自然言語で指示してエージェントを作成でき、Glean Appsで独自アシスタントを、Glean Actionsで接続先システムへの実行を追加できます。
エージェントのオーケストレーション
2026年のAgentic Engine 2では適応的なプランニングと並列サブエージェントのオーケストレーションが加わりました。
Independent Agents / Enterprise Agent Development Lifecycle
2026年8月、社員と同様に固有のIDと権限を持つ「Independent Agents」を導入。エージェントの設計・構築・公開・運用改善を型化するEnterprise Agent Development Lifecycleのもと、機微情報のブロック/フラグ付けを行うAgent Access Policiesや、採用状況・利用ユースケース・削減時間を追跡するAgent Insights Dashboardでガバナンスを一元管理できます。
パーソナライゼーション
個々のユーザーのロール、部門、過去の検索履歴を学習し、パーソナライズされた検索結果を提供。
セキュリティ
社内のアクセス権限を尊重し、ユーザーがアクセス可能な情報のみを検索結果に表示します。
使いやすい UI
Google のようなシンプルな検索ボックスで、学習コストが低い。
プラン・料金
Glean は公式価格を公開していません。第三者の調達データによると、基本ライセンスはユーザーあたり月45〜50ドル前後(条件によっては75ドル程度の提示例もあり)、上位AIアドオンが月15ドル前後、最低契約は100〜250ユーザー・年額5万〜6万ドル程度からが目安です。
- ユーザー数ベースの年額契約
- エージェント/アクションの利用は追加クレジット消費
代表的な活用例
- 大企業の従業員が情報を素早く見つける
- オンボーディングの高速化
- 技術ドキュメント検索
- 顧客情報の横断参照
- バックログ要約や定型報告の自動化
強み
- ✅ 275+ コネクタで主要 SaaS を網羅
- ✅ 統一検索 UI でユーザーフレンドリー
- ✅ Glean Assistant で情報活用
- ✅ Glean Agents / Agent Builder で業務自動化まで拡張
- ✅ パーソナライゼーション
- ✅ 厳密なアクセス権制御
- ✅ Independent AgentsとEnterprise Agent Development Lifecycleによるエージェントガバナンス
弱み
- ❌ 料金が高額でエンタープライズ向け
- ❌ 料金が不透明
- ❌ 最低契約ユーザー数(100〜250ユーザー規模)があり小規模チームでは検討しづらいです
- ❌ 日本市場での認知度は限定的
公式情報
- 公式サイト: https://www.glean.com