ChatGPT Agent(旧Operator)
概要
ChatGPT Agent は OpenAI のブラウザ操作エージェントです。かつて独立製品として提供されていた Operator は ChatGPT 本体へ統合され、現在はウェブブラウジング・深いリサーチ・ファイル操作を一本化した ChatGPT 内のエージェント機能として提供されています。
主な特徴
Computer Use
スクリーンショットを見ながらボタン・メニュー・テキストフィールドを人間と同じように認識して操作します。Responses API の computer tool 経由で、任意のアプリケーションから同じ操作能力を呼び出すこともできます。対応ブラウザは Chrome に加え Microsoft Edge・Brave・Opera・Vivaldi にも拡大しました。
搭載モデル
現在の基盤は GPT-5.6 で、Sol(フラッグシップ)・Terra(バランス)・Luna(低価格)の3ティア構成。API のコンテキストは約105万トークンです。2026年9月3日には次世代フラッグシップ GPT-6 Astra が発表されました。コンピュータ操作・ブラウジングで最高水準の性能を掲げていますが、当面は企業向け展開が先行し、ChatGPT Agent への反映時期は未定です。
ベンチマーク
GPT-5.6 Sol はコンピュータ操作ベンチマーク OSWorld 2.0 で 62.6% を記録し、同ベンチマークの最高水準を更新しました。
Workspace Agents
メールやドキュメントリポジトリなど社内の外部データと連携し、スプレッドシート編集やフォーム入力まで実行できます。
ChatGPT Work
スプレッドシート・スライド・Web アプリを成果物として直接生成する統合エージェントモード。Slack・Google Drive・Microsoft Teams などと連携し、単独提供されていた Codex も ChatGPT デスクトップアプリへ統合されています。
ブラウジングは ChatGPT 本体に集約
OpenAI は独立ブラウザ「Atlas」の提供を終了し、ブラウジング機能を ChatGPT 本体へ統合しました。ブラウザ操作は専用ブラウザではなく ChatGPT アプリ内の機能として使います。
プラン・料金
| プラン | 月額 | 特典 |
|---|---|---|
| Plus | $20 | 月40エージェントメッセージ |
| Pro | $200 | 月400エージェントメッセージ |
| Team | 約$30/ユーザー | チーム機能 |
| Enterprise / Edu | 要問合せ | ワークスペースエージェントはクレジット制 |
Enterprise / Edu でも正式提供されており、ワークスペースエージェントはクレジット制の従量課金に移行しています。
代表的な活用例
- 航空券・ホテルの予約代行
- EC サイトでの商品比較・購入
- フォーム入力・申請作業の自動化
- Web リサーチと結果のまとめ
- スプレッドシート/スライドの作成(ChatGPT Work)
強み
- ✅ ChatGPT 本体に統合され追加契約不要
- ✅ ネイティブな Computer Use で高精度
- ✅ OSWorld 2.0 で最高水準のスコア
- ✅ Slack・Google Drive・Microsoft Teams と連携
- ✅ Chrome 以外のブラウザ(Edge / Brave / Opera / Vivaldi)にも対応
弱み
- ❌ 機密サイトや CAPTCHA で停止しやすい
- ❌ Plus は月40件、Pro は月400件のメッセージ上限
- ❌ 金融取引・高リスク操作は人間確認が必要
公式情報
- ChatGPT Agent: https://openai.com/index/introducing-chatgpt-agent/
- OpenAI Platform ドキュメント: https://platform.openai.com/docs
使いこなし Tips
SNS・コミュニティで共有されている実践的な使い方
- ChatGPT Agent は「スケジュールタスク」機能で、Web やコネクタ先を定期的に自動巡回・操作させておける(認証済みサイトも対象)(出典: https://x.com/neelajj/status/1945945913014546805)