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概要

C3.aiThomas Siebel が創業したエンタープライズ AI プラットフォーム。C3 AI Suite を中核に、産業・金融・政府・ヘルスケアなどの大規模組織向けに統合 AI アプリケーションを提供してきました。2020年に NASDAQ 上場したものの、2025年後半に大口エンタープライズ顧客を失い収益減を報告。2026年は小規模な産業 IoT ニッチへ戦略的シフトしている最中です。

主な特徴

C3 AI Suite

企業全体で AI を構築・デプロイ・運用するための統合プラットフォーム:

  • データ統合
  • モデル学習・推論
  • デプロイ・運用
  • モニタリング
  • ガバナンス

業界特化アプリケーション

事前構築された産業別アプリケーション:

  • C3 AI CRM — 顧客関係管理
  • C3 AI ESG — ESG 分析
  • C3 AI Inventory Optimization — 在庫最適化
  • C3 AI Supply Network Risk — サプライチェーンリスク
  • C3 AI Anti-Money Laundering — マネーロンダリング対策
  • C3 AI Reliability — 設備信頼性
  • C3 AI Energy Management — エネルギー管理

生成 AI

2023年以降、C3 Generative AI を提供。エンタープライズデータに基づいた RAG 型生成 AI を実現しています。

大規模導入実績

  • 米空軍
  • Shell
  • Baker Hughes
  • Koch Industries

2025〜2026 の苦境

  • 大口エンタープライズ顧客を失う
  • 収益減を報告(2025年後半)
  • 産業 IoT ニッチへの戦略的シフト
  • Palantir AIP の台頭で市場シェアを奪われる

競合の Palantir AIP が「Bootcamp 戦略」で急成長する一方、C3.ai はその勢いに追いついていないのが現状です。

プラン・料金

C3.ai はエンタープライズ専用で、公式価格を公開していません:

  • カスタム契約
  • 数十万〜数百万ドルの年間契約
  • POC(概念実証)から開始するケースが多い

代表的な活用例

  • 製造業の設備信頼性予測
  • エネルギー業界の需要予測
  • 金融のマネーロンダリング対策
  • サプライチェーンのリスク管理
  • CRM とマーケティング

強み

  • 事前構築された業界別アプリが豊富
  • 上場企業で透明性
  • 大規模組織向けの実績
  • C3 AI Suite の統合プラットフォーム
  • エネルギー・製造業での実績

弱み

  • 収益減と顧客離れ(2025年後半〜)
  • Palantir AIP に市場を奪われている
  • 超高額でカスタマイズに時間がかかる
  • 柔軟性が低い(事前構築アプリに依存)
  • 中堅企業には過剰

公式情報

公式サイト