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残り3日でGPT Imageへ

「DALL·Eで作って」は、
8月30日で通じなくなる。

ChatGPT内の公式「DALL·E」GPTが2026年8月30日に完全終了する。だが画像生成そのものが消えるわけではない——主役はすでに GPT Image 2 に交代済みだ。何が終わり、何が残るのかを整理する。

AI Navigate 編集部2026.08.27読了 6分

4/21 GPT Image 2 発表 5/12 DALL-E モデル 提供終了 現在地・8/27 8/30 DALL·E GPT 完全終了
01
Why Now

終わるのは「呼び方」ではなく
ChatGPT内のGPTアプリの方

実はモデルの世代交代はすでに数ヶ月前に済んでいる。今回終わるのは、それとは別の話だ。

去年までのガイド記事や社内マニュアルには、いまだに「DALL·Eで画像生成」という説明がよく残っている。だがOpenAIはDALL-E 2・DALL-E 3モデルを2026年5月12日に提供終了しており、ChatGPTの画像生成はすでに後継モデルに置き換わっている。さらに2026年8月30日、ChatGPT内にあった公式「DALL·E」GPT(GPTストアの専用アプリ)が完全に削除されるOpenAI公式のリリースノートにこの終了時期が明記されており、今日でちょうど残り3日というタイミングだ。

ここで混同しやすいのが「モデルの終了」と「GPTアプリの終了」が別物という点だ。モデル側の交代は2025年12月、DALL-E 3を置き換える形でGPT Image 1.5が静かにChatGPTの標準になったのが最初の一歩。続けて2026年4月21日、より高性能なGPT Image 2が正式リリースされ、現在のChatGPT Images機能の中身になっている。つまり画像生成という機能自体は今回何も終わらない。終わるのは、DALL·Eという名前を冠した専用インターフェースだけだ。

02
What Changed

拡散モデルから、
推論する自己回帰モデルへ

DALL-EとGPT Image 2は、絵の描き方そのものが違う。

DALL-E(拡散) ノイズから一枚を一気に整える GPT Image 2(自己回帰+推論) プロンプトを読み、意図を推論 文字の描画・指示追従・写実性が向上
FIG. DALL-Eは拡散方式で一枚を一気に生成、GPT Image 2は推論を挟みながら自己回帰的に描く
12月
GPT Image 1.5 が標準に(2025年)
4/21
GPT Image 2 正式リリース
5/12
DALL-E 2・3 モデル提供終了

消えるのは名前とアプリであって、
機能ではない


03
Who's Affected

影響を受けるのは、この3者

01

古い記事・社内資料を持つ人

ブログ記事や社内Wiki、業務マニュアルで「DALL·Eで画像を作る」と説明している箇所は、今日から「ChatGPT Images」または「GPT Image 2」という呼び方に直す必要がある。読者が同じ画面を開いても、その名前のアプリはもう存在しないからだ。

02

DALL·E GPTに画像を保存している人

DALL·E GPT内の会話に生成済み画像を置いたままの人は、8月30日までにダウンロードしないと参照できなくなる可能性が高い。Tom's Guideの解説記事も、期限前の保存を強く勧めている。

03

API上で"dall-e-3"を指定している開発者

コード内で古いモデルIDを直書きしている場合、今回の消費者向けGPT終了とは別枠で、OpenAI API側のモデル非推奨スケジュールを個別に確認しておく必要がある。両者は同じ「DALL-E終了」という見出しで語られがちだが、管轄も期限も別物で、片方を確認したからもう片方も大丈夫、とは限らない。社内の技術ドキュメントに古いモデルIDが残っていないか、あわせて棚卸ししておくと安全だ。

04
Do This Today

今すぐすべきこと

やることは多くない。まず社内ドキュメントやスタイルガイドを「DALL·E」で検索し、該当箇所を洗い出すこと。次に、DALL·E GPTの会話履歴に画像が残っていれば期限前に手元へ保存すること。そして今後の文章では「ChatGPT Images」または「GPT Image 2」という現行の呼称に統一すること。この3点で、呼び方のずれによる読者の混乱はほぼ防げる。

05
What This Isn't

「画像生成が使えなくなる」わけではない

ここで誤解しやすいのが、「ChatGPTから画像生成機能が消える」という受け取り方だ。そうではない。終了するのはOpenAI公式のDALL·E GPTというインターフェースだけであり、通常のChatGPT上でのImages機能(GPT Image 2ベース)は今までどおり使える。ユーザーが自作したカスタムGPTに画像生成を組み込んでいる場合も、それらは今回の対象外で引き続き動作する。

言い換えれば、これはOpenAIが乱立していた画像生成の入り口を一本化する整理であって、機能そのものの縮小ではない。GPT Image 2の技術的な位置づけを踏まえれば、むしろ性能面ではDALL-E時代より前進している。文字入りの画像を破綻なく描く、指示を細部まで守る、写実的な質感を出す、といった弱点だった領域が特に強化されており、名前だけが過去のものになる、という理解が実態に近い。