コーディング · Cursor
Cursor 3.7、長時間タスクはクラウドへ
これまでは長時間 refactor を回すとローカルが詰まり、終わるまで他作業に進めない場面が頻発でした。Agents Window に /in-cloud・/babysit・環境スナップショットを追加(クラウドで処理しながらローカル続行可)という大きな変化が Cursor 3.7 で届きました。
ローカルが詰まる問題
大規模な refactor や migration を AI エージェントに任せると、処理が終わるまでローカルの Cursor セッションが実質フリーズします。エージェントが動いている間は他の作業に集中できず、生産性の無駄が生じていました。
特に巨大なコードベースを持つチームでは、エージェントタスクの完了待ちが 30 分〜数時間に及ぶこともあり、その間の開発者の待機コストが問題でした。
3.7 の三つの新機能
Agents Window に /in-cloud・/babysit・環境スナップショットを追加(クラウドで処理しながらローカル続行可)という構成です。
/in-cloud コマンドでエージェント処理をクラウドに送り出し、ローカルのリソースを解放します。/babysit は進行中のエージェントタスクを監視し、介入が必要な場面で通知します。環境スナップショットにより、長時間タスクが失敗しても途中から再開できます。
誰にどう効くか
重い migration を背景で流して画面では別の修正を進められます。月数回しか使わない人には誤差の範囲の変化です。
最も恩恵を受けるのは、大規模リファクタリングや長時間のデータ移行作業を定期的に行うエンジニアです。マイクロサービス間の移行、大量ファイルのリネーム、テストスイートの全書き換えなど、従来はオフ時間に回していたタスクを業務中に実行できるようになります。
一方、短いスクリプトの生成や、数分で完了する小さなエージェントタスクしか使わないユーザーにとっては、ローカル処理との体感差はほぼありません。
情報元: Cursor公式